菊川市/築170年 古民家再生
【菊川市】築170年 古民家再生
とにかく寒い、普段生活するスペースを暖かくしたい…
そんなご相談を受けて、築170年の大きな古民家再生を行うことになりました。
40年程前に耐震補強を含めた大掛かりなリフォーム工事を行ったとのことで、
今回は寒いとお悩みの水廻り・LDK・居室を断熱対策しつつ間取り変更リフォームします!
≪ポイント≫
- 床・壁・天井に断熱材を入れて冬もあたたかい家へ!
- タイル張りの寒いお風呂をシステムバスに変えてあたたかく!
- 古民家ならではの広い廊下とダイニングキッチンを繋げて19.5帖のLDKに!
- 壁付キッチンから対面キッチンに変えて、すっきりと使いやすく!
- 古民家らしい太い梁や柱を生かしたリフォーム!
▶ 工事の様子
■ 解体
築170年にもなると、柱や梁の大きさや太さが違います。
大掛かりな耐震補強をしたとお聞きしていましたが、部屋の各所にしっかりとした鉄骨が入っていました。
Before
築170年の平屋の古民家
Before
立派な梁が目に留まります
解体
40年ほど前の耐震補強で入れた鉄骨
■ 浴室施工
まずは浴室・洗面脱衣室の解体とシステムバスの施工を行います。
太い梁が浴室側にせりだしているので、システムバスが収まるように少し削りました。耐震構造上は問題ない範囲です。
しっかりと断熱材を壁面にはめ込み、窓も複層ガラスに変えて断熱対策もばっちり!
Before
タイル張りの浴室
解体
太い梁がせりだしています
断熱施工
断熱複層サッシと断熱材
システムバス
TOTO サザナ 1坪タイプ
https://jp.toto.com/products/bath/sazana/
クッション性がある「ほっカラリ床」は乾きやすく滑りにくい。また、冷たさを感じにくいので人気です。
■ 床断熱
床下は以前の耐震リフォーム工事の際にコンクリート施工されていました。
床を支える束石や大引きも状態が良かったので、使えるものはそのまま利用します。
大引きの上に45cm間隔で根太を施工して、その間にぴたりと断熱材をはめ込みます。
既存床下
床下工事
根太・大引き施工
断熱材
ミラネクストラムダ
使用する断熱材は
発泡ポリスチレンフォームの【ミラネクストラムダ】
湿気に強く劣化しにくいため、断熱性能が低下する心配がない高性能な断熱材です。
■ 天井断熱
床と同じく天井にも断熱材を施工します。
以前は断熱材もなく、電気の配線等もむき出しだったため、天井裏や壁内に通してすっきりとさせました。
天井下地
枠組み
天井断熱
枠の間に断熱材施工
ボード貼り
■ 内装
断熱施工が終わると、内装工事になります。
対面キッチン用の腰壁を造作し、フローリングを貼っていきます。
キッチン腰壁
下地
腰壁装飾
赤松のウェーブ板
フローリング施工
赤松無垢フローリング
フローリングは、赤松無垢材を使用します。
無垢材は隙間があいたり、反りなどの変形がひどいのではないか?と心配される方もいますが、弊社で採用している無垢材は含水率5%に乾燥させているので、木材の変形がほとんどありません。
表面はオイル塗装で木の呼吸を妨げないので結露せず、夏でも冬でもサラサラ快適な足触りです。
腰壁とフローリングが終わったら、キッチンの取り付け工事をします。
今回はウッドワンのスイージーを取り付けました。最近流行りのシンク下オープンタイプです。
キッチン
ウッドワン スイージー
https://www.woodone.co.jp/product/item/housing/suiji/
扉は木を使っているので木目が美しく優しいイメージ。
天板高さは施主様に合わせてH800mmに。
シンク下にゴミ箱を置いたり、ちょっと腰かける椅子を収納したりできるので、オープンタイプもおすすめです。
■ 玄関〜居間
玄関土間からすぐに広がる一室。
古民家ならではの土間と室内の床面の大きな段差。
正面左側には階段を設けて、上り下りはラクに。
階段以外の部分はちょっと腰かけて来客との会話にも便利なつくりです!
玄関土間
コンクリート施工
タイル
居間
広々空間
フローリングはLDKと同じ赤松無垢材を使用しました。
年季の入った太い梁と明るい色の新しい床材のコントラスト。
新しい床材も年数が経つにつれ深みのある色に変化していき、既存の梁や柱とどんどん馴染んでいきます。
■ 外壁
北側外壁部分はサッシや外壁材も新しく交換しました。
断熱材は室内側にぴったりと付け、通気層を設けて透湿防水シート、通気層、外壁材(ガルバリウム)とすることで壁内通気がスムーズになり、構造材が傷まず、家が長持ちします。
壁内通気
家の耐久性には通気が大切
外壁
SGLカラー ガルバリウム鋼板
サッシ
複層ガラス
三協アルミ マディオJ
https://alumi.st-grp.co.jp/products/window/madio/
複層ガラスのサッシを採用しています。
二枚のガラスの間に空気層があることで、温度差が伝わりにくくなり、断熱効果が高くなります。
また、外側がアルミサッシで室内側は樹脂枠なので更に熱が伝わりにくくなり、室内の結露防止、窓際のカビ対策にもなります。
🌿 完成
築170年古民家再生 Before After
Before 玄関
After 玄関
Before
居間
After
開放的に
Before
キッチン
After
LDK
After
対面キッチン
After
居間
Before
タイル張り浴室
After
システムバス
Before
和室
After
洋室
築170年の家を断熱施工・間取り変更して、より住みやすい家に!
これからも長く住み続けられる古民家再生工事が完成しました✨
■ 施工概要
| 【ご依頼エリア】 | 菊川市 額田 |
|---|---|
| 【お客様】 | S様 |
| 【建物種別】 | 木造平屋 |
| 【築年数】 | 170年 |
| 【施工内容】 |
・天然木リノベーション ・間取り変更 ・水廻りリフォーム ・和室を洋室に ・断熱施工 |
| 【施工規模】 | 中規模改修 |
| 【こだわり】 |
・既存の梁や柱を活した空間設計 ・暮らしながらのリフォーム ・こだわりの天然木 ・対面キッチン ・生活範囲だけの改修 |
| 【工期】 | 約2.5ヵ月 |
▶ 施工事例動画